マインクラフトのゲームディレクトリとは(超初心者向け)

マインクラフト

マインクラフトのJava版には「起動構成の編集」の中に、ゲームディレクトリというものがあります。

ここでは、私が理解できなかった「ゲームディレクトリ」について、はじめはバニラのディレクトリ、次に影modのディレクトリを画像付きで順を追っていきながら説明します。

なぜバージョンやmodごとにゲームディレクトリを分けるのか

そもそもITにおける「ディレクトリ」とは、ファイルやデータを分けるという意味があります。じゃあ、ファイルとどう違うの?ってことですが、意味は同じなんですって。

厳密に言えば違うのかもしれませんが、マイクラにおいてゲームディレクトリと、ゲームのセーブファイルは同じ!

それをふまえて、マイクラにおいてのディレクトリとは、modやバージョンごとにファイルを用意して、プレイするワールドをちゃんとわけましょうね。ということです。

じゃあ、なぜ分けないといけないのかというと、初期設定のままmodを入れてプレイしたあと、そのmodを外してバニラをプレイをしてしまった場合、データが破壊されてしまう可能性があるからです。

例えばバニラにはない武器が生成されるmodを導入してプレイしたあと、バニラで同じ世界に入ったらどうなると思いますか?その武器があったはずの世界は、バニラに認識されず、壊れてしまうんです。苦労して集めた武器はすべて消失です。おそろしい。

だから、そんなことにならないよう、バニラとmod、バージョンごとの起動構成を分けておくことが重要なのです。

同じバージョンのバニラだけで遊ぶ、もしくはひとつのワールドで、modの入れ替えしないでプレイするなら、ゲームディレクトリが初期設定のままでも問題はありません。

ゲームディレクトリは、初期設定ではセーブデータを整理しきれない

例えば、バージョン1.19に、forgeを導入してmodAと別ワールドのmodB、そしてさらに別ワールドの普通のバニラで分けてプレイしたい場合。

バニラの初期設定だと「.minecraft」→「save」と、「.minecraft」→「mod」で、ひとつの起動構成にごちゃごちゃと全部入ってしまいます。結果、色々modをとっかえひっかえしているうちに世界が壊れます。

自分でディレクトリを設定し直すと、

例)「profile」を新しく自分で設定

「profile」→「1.19forge modA」

「profile」→「1.19forge modB」

「profile」→「1.19バニラ」

の、三つの起動構成、それぞれの独立した三つのワールドができます。

*「profile」も、自分のわかりやすい名前で良いです。

ファイルを分けることだけはわかった。あとは意味わからん!という人は、めげず下にある手順でやってみてください。

ゲームディレクトリを自分で作成する方法(バニラ)

バニラもディレクトリを作っておきます。めんどくさいですが、やっておいて後悔はしないはず。

バニラのディレクトリ設定

自分の好きなところで良いのですが、私はドキュメントに作ろうと思います。(どこにファイルがあるのかわかりやすいので。これも自分が好きなところでOK)

「ファイル」から「ドキュメント」を開きます。


新規作成をクリック。フォルダーを選択。


「profile」と記入。(私は「profile」にしましたが、自分がわかりやすい名称でOK)

記入したら、新しくできた「profile」をダブルクリックで開きます。


profileのページができたら、また左上の「新規作成」を押して、「フォルダー」を選択。

そこに今回作る、「1.19.3vanilla(自分がわかりやすいもので可)」を記入。

記入したらそこをダブルクリックで開きます。


赤く囲ったバーの中(余白)を右クリックして、「アドレスのコピー」を押す。


マイクラを立ち上げ、起動構成を開きます。

新規作成をクリック。


。まず、好きなマークを選びます。今回はカボチャ。

名前は自分がわかりやすいものを記入。今回は1.19.3vanilla。

バージョンはプレイしたいバージョンを右の矢印から選択。。


ゲームディレクトリの四角の中で右クリック。

さきほど、でファイルのアドレスをコピーしていたものをペーストします。

ペーストしたら、右下の作成を押します。


カボチャアイコンで、「1.19.3vanilla」が起動構成に適応されました。


プレイからマイクラを始めます。(カボチャアイコン1.19.3vanillaの右側に出てくる「プレイ」から)

生成された世界に名前をつけて少しプレイしたあと、セーブしてから、さっき自分で作ったファイル「plofile」を見てください。

「plofile」→「1.19.3vanilla」→「saves」→「自分でつけたワールド名」

になっています。

mod導入時のディレクトリの設定

むしろバニラのときより大事な設定です。しっかりディレクトリを管理できるよう、ファイルを用意しましょう。

マイクラに前提mod「forge」、軽量modの「optifine」、影modの「complementaly」を導入してみます。

ここではマイクラのバージョンは「1.19.2」にします。modのバージョンもすべて1.19.2で統一します。(他のバージョンでプレイしたいときは、その他もすべて同じバージョンをダウンロードする必要があります)

まず、この3つをダウンロード!ここではバージョン1.19.2で統一します。(どんどんバージョンアップしていくので、その時点でバージョンが統一できれば1.19.3でも、もっと上のバージョンでもOK)

Forgeの導入方法を画像付きで説明しています。

見出し

Optifineの導入方法を画像付きで説明しています。

見出し

影mod「Complementary」の導入方法を画像付きで説明しています。

modをダウンロードしたら、mod用のファイルをPCのどこかに作っておきます。後でマイクラの画面にmodを入れなければならないので、初心者の人はデスクトップにファイルを置いておくと良いかも。


ディレクトリにアクセスしやすいようにファイルを作ります。

上記のバニラと同じように、ドキュメントにファイルを作ります。

まず、「ドキュメント(画像では文件)」→「profile(上記でvanillaのファイルを作ったときのもの。上記)」まで開きます。

この画像ではすでに「1.19.3vanilla」と「forge1.19.2」のディレクトリがあります。ここにさらにもうひとつファイルを作ってみます。


左上の「新規作成」、そこをクリックして「フォルダー」を選びます。


「新しいフォルダー」と書かれているところに、「1.19.2forge-complementary」を記入します。

名前が長いですね。自分がわかりやすければいいので、もっと短い名前で大丈夫です。


こんな感じに記入。そうしたら、記入した部分をダブルクリック

こんな感じでアドレスができました。

ドキュメント→profile→1.19.2forge-complementary」のアドレスを、右クリックでコピーしておきます。(枠の白いところを右クリックしてください)

ここまでできたらいったん置いておきます。


マイクラを立ち上げると、ダウンロードに成功した場合、「Forge-1.19.2」 が起動構成に出現しているはずです。


起動構成を開きます。

「Forge-1.19.2」の起動構成の右側「…」から、「編集」を選択。「起動構成作成を開きます。

一番上、アイコンを選びます。(ケーキにしました)

「名前」は、ファイル名と同じ方がわかりやすいと思います。

バージョン確認。自分がダウンロードしたバージョンが記入されてるはずです。

「ゲームディレクトリ」ここに、さきほどコピーしたファイルのアドレスを貼り付けます。

右下の作成をクリック。


起動構成から「プレイ」でさっそくマイクラを立ち上げてみます。

「Mods」をクリック。


軽量modの「Optifine」をまずはじめに導入します

「Open mods folder」をクリックします。


まだ何もmodが入っていないファイルが出てきます。いったん、ここを開いたままにしておきます。


次に、自分がmodを集めて保管しているファイルを開き、Optifineを右クリックでコピー

何もファイルを用意していない、どこにあるの?という人は、ファイルの「ダウンロード」を開いてみてください。ダウンロードした日付のところに、Optifineがあるはずです。


さきほどのからっぽになっていたファイル「mods」にそれを貼り付けます。

(もしくはドラッグして貼り付けても良いです。)

これで、Optifineの導入ができました。↑のファイルは「×」で消して大丈夫です。

「Done」をクリックします。


さらに影mod「complementary」を導入します。

「設定」をクリック。


「ビデオ設定」をクリック。


「シェーダーの詳細設定」


シェーダーフォルダーを選択。


すると、こんな画面が出てきます。

自分が用意した「1.19.2forge-complementary」に、「shaderpacks」が自動的に加えられています。

ここに影modを導入していきます。


modを管理しているファイル、もしくは「ダウンロード」ファイルから、シェーダーをコピーして貼り付けます。(もしくはドラッグして貼り付けても良いです。)

貼り付けたら、右上の「×」でファイル画面を閉じます。


しっかりマイクラに導入されています。

ですが、この画面のままだと、「なし」が選択されたままです。


「ComplementaryShaders」をクリックして、選択します。

「完了」をページごとに幾度か選択し、元の画面に戻していって、さっそくマイクラをプレイしてみます。


これで、「forge」、軽量modの「optifine」、影modの「complementaly」専用のセーブファイルができました。

う~ん。お疲れ様でした。

苦労して導入した影modは、格別に美しいです(涙)

これでディレクトリが理解できれば幸いです。

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