サムネイルとは? サムネイル制作の注意点

PCの使い方

サムネイルとは、英語の名詞で「親指」という意味です。「親指ほどの小さい画像」という意味合いがあります。

通常、ネットの世界では、画像やビデオの小さなプレビュー画像のことを指し、youtubeやInstagram、Twitterなどのデジタルメディアの視覚的な見出しのような役割をします。

動画の世界の他にも、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどのECサイトもサムネイルは必須です。商品の写真がずらっと並んでいるのがサムネイルであり、消費者は興味を持った商品(サムネイル)をクリックし、その商品の詳細を確認します。

身近なところでは、パソコンで保存しているファイルに一覧で表示される小さい画像もサムネイルです。

「サムネイル」という言い方の他に「サムネ」という略した言い方もあります。

小さい画像が並んでいる中、視聴者はそこから興味のある商品や動画を見ることとなります。なので、サムネイルは自分の動画などの入り口部分、看板のような役目があります。

サムネイルは、商品購入、動画視聴に結び付く重要な画像なので、一目で見てどんな内容なのか理解できるものや、印象的なもの、興味を引くものを用意しなくてはなりません。

その一方で・・・

サムネイルと中身の内容がかけ離れているものは、「サムネイル詐欺」と呼ばれます。

自分の商品や動画を見てもらいたいばかりに、サムネイルで内容とはまったく違う画像をあげるなどの、釣りのような詐欺を働いていると、客離れを起こす原因となります。youtubeで収益をあげている場合は、アカウント停止も考えられます。

それがECサイトであれば、サムネイルと商品の内容が違うということで、詐称、詐欺となり、刑法に抵触する可能性も出てきます。

しっかりと動画の内容に沿ったサムネイルを作ることを心がけましょう。

良いサムネイル、悪いサムネイルの例

例えばyoutubeのサムネイルは、youtubeが自動で動画の中の映像から何枚か用意してくれる機能があります。ですが、たいていはあまりぱっとしない画像が用意されてしまうので、自分で作ります。

これは、私のyoutubeのサムネイルです。マインクラフトが大好きで、動画を少し上げています。

動画に関してもサムネイルに関しても、プロとは程遠い出来栄えなのを自覚しているので、あえて、このサムネイルを見ていただきたいのですが、これらの中で、ぱっと目を引くサムネイルと、ぜんぜんクリックしたくないサムネイルがあると思います。

あなたにとってすぐに目を引くサムネイルはどれでしょう。逆に、画像自体がぼやけている、何を見せたいのかわからない。そんなサムネイルはどれでしょう。

また、タイトル文字がぱっと目を引くもの、ぼんやりとしているもの、まったくタイトル文字が入っていないものがあります。一体どのサムネイルがそれに当てはまりますか?

こういう例を見ると、ご自身の中でどれが比較的良いサムネイルで、どれが全然目を引かないサムネイルなのかわかってくると思います(笑)

サムネイルは視聴する人の数を左右するものなので、一目で何の内容かわかりやすい画像にすることを心がけます。

無料で使える画像編集サイト「Canva」でサムネイルを作ろう。

youtubeなどのフォーマットが用意されてるので、初心者でも簡単にサムネイルが作れます。

サムネイルを作る際の注意点

  • 使用した写真や画像は著作権があるものか確認する。

ネットで拾ってきた画像の場合、それには著作権があるかもしれません。いえ、100パーセント著作権があると考えた方が正解です。

ネットの中で適当に拾ってきた画像をそのまま使うと、著作権侵害で訴えられてしまうことがあります。

サムネ画像はなるべく自分で用意するのが望ましいですが、何かの説明やお話など、映像メインではない動画の場合、話の内容に合った素材をどこからか手に入れたい場合があると思います。そういったときは、著作権フリーの画像、素材サイトを利用しましょう。

ただし、著作権フリーをうたっているものでも、ちゃんと利用規約があります。当然利用規約に反する使い方をするとアウトになりますので、しっかり確認してから使用します。

  • 写真を使用する場合、映り込んでいる人に注意

人が多い場所で撮った画像をサムネイルにする場合、目的はそこにある建物や景色だったとしても、第三者がそこに映り込んでしまった場合は気を付けなくてはなりません。

その人物は「映り込み」として、画像編集ソフトで丁寧に消しておきます。もしくは、誰かわからないように顔にモザイク処理をかけたりする必要があります。

サムネイルのモザイク処理は、なんだかいけないものが映っている感じにとられてしまうので、どうしてもその画像を使用したいのであれば、編集ソフトで人物消去の方が安全です。

また、写真の中に映り込んでいるキャラクターなどがあれば、それも「映り込み」となります。

著作権に関わってきますので、どうしてもキャラクターの映り込みを消したくないのであれば、キャラクターの使用許可を取らなければなりません。ですが、これは現実的ではないので、最初からそういったものが映り込まないように気をつけて撮影するか、後で画像編集で消しておきます。

  • サムネイルはそれぞれ画像サイズが決められている

youtube、Instagram、Twitter、Amazon、楽天、Yahooショッピング、ブログの記事など、それぞれすべてに画像サイズの指定があります。

例えばyoutubeは、1280×720(最小幅640ピクセル)で、アスペクト比は「16:9」です。

それぞれ確認してから画像を編集しましょう。

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